プロポリスのアルコール抽出

プロポリスは、蜜蜂が巣の中を抗菌し、無菌状態にするために体内で作られる分泌液です。
これは、樹液を唾液で分解したものであり、天然成分となっています。
人間の体に良いプロポリス成分を抽出するには、幾つかの方法がありますが、最も一般的な方法がアルコールを使用した抽出方法です。

プロポリスから、天然成分を抽出する際には、アルコール抽出法が広く使用されていますが、これは、原材料に食用のアルコールを一緒にし、一定期間混ぜ合わせて置き、攪拌しておきます。
攪拌が終了したら、プロポリス成分とアルコールに分ける作業があります。
この分ける作業では、ろ過装置を使用します。
しかし、アルコールでは溶かしきれない部分が残るので、その部分は水を使用して分別します。

アルコールでプロポリス成分を抽出した後は、アルコールとの融和期間があり、そのまま一定期間熟成させます。
熟成期間が終了すると使用出来るようになりますが、アルコール分は完全になくなっている訳ではありません。
また、熟成期間が長いほど良い成分が多いと言われていますが、実際にそのような研究結果があるという訳ではないので、確かな情報ではありません。
他にもいくつかありますが、一般的な抽出方法ではアルコールを使用した抽出方法になり、この方法で抽出した物には、天然成分を多く含有したプロポリスがあり、幅広く利用されています。

アルコールを使用しない方法では、水を使用しますが、これは、アルコールで抽出した後の原材料を使用し、アルコール分を蒸発させた後の固形部分から抽出する方法になります。
この場合、界面活性剤を使用し、グリセリンと一緒に溶解させたものになりますが、一般的にはあまり知られていない仕様になります。
この様に、プロポリスの採集法には色々な方法があり、どれも有効と思われていますが、アルコールを使用した抽出方法が一般的に行われている方法となります。

どの方法を使用しても効果的には違いはありませんが、有効成分の含有量には違いが出ます。
また、アルコールで抽出すると、製品になる場合もアルコール分は多少残っている場合があるので、アレルギーがある方は注意しましょう。